弁護士になって、シングルママを支えたい!2018年02月18日 wpmaster 25,564 views
年間200件の離婚問題を解決する、立山弁護士。
彼が弁護士を目指したのは、ご両親の離婚がきっかけでした。
【立山 大就(たてやま ひろゆき)】
獨協大学法学部国際関係法学科卒業後、学習院大学法科大学院
法務研究科に進み2014年に修了。同時期に司法試験に合格。
1年間の司法修習(静岡)を終え、2015年12月より、
丸の内ソレイユ弁護士事務所に勤め始める。
離婚事例を多く扱い、当時、相談件数200件程/年あり。
離婚事例だけでも15名の弁護士が概ね40件/年程抱えていた。
1年4カ月同事務所で修行し、
2017年4月から独立しアイゼン法律事務所を設立。現在に至る。
Q1. なぜ弁護士になろうと思ったの?
最初のきっかけは、やはり両親の離婚にあります。7歳で両親が離婚。
母は父と調停をしていたので、弁護士に何かと相談をしていました。
相談する度に母が元気になっていて、その姿を見て弁護士の仕事に魅力を感じました。
そして大学生の時、新聞配達のバイトをしていましたが、 別のエリアで勤務していた後輩は、給料がまともに払われない、酷いときは暴力をふられていました。
しかし、当時はそれが当たり前の様になっていて、声をあげない学生がたくさんいました。
そんな現実を知り、司法試験を受けようと思いました。
Q2. 両親が離婚した時の心境は?
両親が別居する日の夜のこと、苗字が変わったタイミングは今でも忘れません。
小学生ながら悲しいとは思っていました。しかし、今となっては離婚して良かったと 改めて思います。
子供は、両親が喧嘩したりしている姿を見る方が、辛いと思います。
苗字も自ら変えたいと、申し出ました。
なぜかと言うと、初恋の人が転校してしまう事を知り、いつか再会した際に苗字が変わっていたら気が付かれないのではないか。と思い初恋の人がいる間に、苗字を変えたいと思ったからです。笑
苗字が変わり、友達に茶化されたりすることもあったが、そんなに気にしなかったです。
Q2. お母さんがシングルマザーになって一番大変そうだったことは?
家ですね。転居を何度もしたが、当時は住ませてくれる場所がなかなか見つからなく、 保証人もいなく、やっとの思いで見つけた最初の家は3カ月の期限付きの契約でした。
兄も姉も居たので、母は学校を転校させないようにと考えて、家探しをしてくれていました。
更に、探すのが大変だったと思います。
個人的には遠くなった学校に通うのは大変で、 父と同じ地域に住む事も母は嫌だったと思いますが
子供たちの事を考え、転校をさせないでくれていた事に感謝して通っていました。
Q3. 弁護士になる為の学費は?
大学生時代の学費は、新聞配達のバイトをして払っていました。
大学院では学生ローンで借りていました。
3年後から返済していました。
Q4. 弁護士として心がけていることは?
依頼者の味方になると言うより、依頼者の代わりになって戦うことです。
相手側と言い争う事はよくありますが、依頼者の要望が叶えられる可能性は多くあるので、やってみる。
怒ってみる事が大事だと思っています。それがやりがいでもあります。
依頼者の気持ちに共感することを大切にしています。
Q5. 最後に離婚問題で悩んでいる方に一言。
誰にも相談しないで、悩んでいる方は多くいると思います。
しかし、解決できる悩みは多いです。私は、離婚問題で解決出来ない悩みはないと思っております。
まずは誰でもいいので弁護士に相談してほしい。
弁護士は敷居が高いと思っている方が沢山いますが、相談料無料になる弁護士は沢山います。
弁護士は多くの事例を扱っているので、多くの情報を提供できます。
時間がない方は、弁護士事務所のHPからメールで相談することもできます。
とにかく、一人で悩まないでほしいです。
東京でママユナイテッド主催の無料弁護士相談会にご協力いただいております。
次回の相談会はママユナイテッドサイトでチェックしてください。
一般社団法人シングルママ支援会2018年02月10日 wpmaster 19,387 views
ママユナイテッドは「シングルママ」「シングルになることを考えているママ」たち。そして、「子供達」を応援します。
★法律相談、住宅相談、就業支援、資格取得支援など生活基盤創りサポート機能
★母体となっているママスクエアの各地の施設を拠点としてママ同志が繋がり、様々な情報共有(玩具や洋服の交換など)や、相談、助け合いができる「シングルマザーコミュニティー」機能を担っていきたいと考えています。
→詳しいお問合せはこちら
幸せを感じる子に・・・2018年02月10日 wpmaster 22,076 views
平成28年度全国ひとり親調査(厚生労働省)のデータは以下の通り。
4年前から比べると平均20万円ほどあがっていますが、働いているにもかかわらず、日本の母子家庭は貧しい。母子世帯のうち、収入が125万円に満たない「貧困層」の割合は、およそ半数の48・2%にのぼる。先進国で最悪のレベルらしい。
12ヶ月で割ると月15万円程度。 それぞれの環境があるので、乱暴なことは言えませんが・・・
馬力と笑顔と愛嬌があれば “もっと稼げるはず”。
“しなければならない”っていう呪縛から抜け出し、“楽しいことをやりたい”って気持ちを切り替えるだけで、働くモチベーションが上がり、辛くても踏ん張れると思います。
苦手なことより、得意なこと。でも楽なことより、ちょっと難しいこと。にチャレンジした方が、対価は少し増えるかもしれません。
「片親だから子供しつけが心配」
「小さい頃から保育園に預けるのはかわいそう」
「もし病気になったらどうしよう」とかイロイロな想いが交錯すると思いますが、
子供は頑張るママ、楽しそうにしているママをみるのが大好き。
ずっと一緒にいるから愛情が深いとか、時間が短いから浅いとか、そういう問題じゃないようです。
政治や世の中が何を変えてくれるわけでは無いので、自分自身が毎日ハッピーに過ごせる気持ちを持つことが大切なんだろうなと思うわけです。
みんなで、そんなことを考えていければ「女性が本当の意味で輝く社会」になるんじゃないかな?と思う、今日このごろです。
「幸せな子」を育てるのではなく、どんな境遇に置かれても「幸せに感じられる子」を育てたい。
そのように強く思います。